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働くことが楽しい会社

働くことは、本当は楽しいことなのです。
この簡単なことがなぜだかいろんな外的な要因で働くことが苦痛に感じられるようになってしまっています。

働くことは、例外を除いて「ひとり」ではできません。
ひとりでできるとされている芸術家であっても、自分の作品を
世にだす際には、他の誰かとの協働作業になります。

なぜ働くことが苦痛なのでしょうか。
仕事を苦にして、ノイローゼ状態になった方々の多くの悩みやはなしを聞いていると、その根源は、人間関係にありそうです。

「自分は、所詮組織のひとつの歯車でしかない。」
「やってもやっても評価されない」
「人と比べると明らかに劣っている。」などなど
「上司にいつも叱られる。」
「同僚からの冷たい視線が怖い。」
自分以外の、ほかの誰かの評価がいつでもその原因となっているようです。

ここでひとつ、そんなふうに会社が苦痛で苦痛で仕方ない
人には信じられないかもしれませんが、「奇跡の会社」
紹介をします。

 それは、表題にもある「働くことが楽しい会社」です。
金曜の夕方になると社員の顔が暗くなり、「明日は会社は休みだね~」と残念そうに嘆いてしまうような、そんな会社が、実際にあります。
 まぁ・・実際には、ここまで大袈裟ではないでしょうが、
少なくとも、この「奇跡の会社」で働く人たちは、日曜の夜、サザエさんを観ながら、
「あ~ぁ 明日からまた仕事かぁ~」とは、言わないでしょう。

それは、かんてんぱぱで有名な伊那食品工業です。長野県の伊那市にある寒天に関する食品を販売している従業員400名ほどの会社です。「会社は社員を幸せにするためにある」と言い切るこの会社の実践は、とても感動的です。

以下の本に詳しいので紹介しておきます。

「リストラなしの「年輪経営」」塚越寛著(光文社)
http://tinyurl.com/cr886s (アマゾン)

伊那食品工業(かんてんぱぱ)ホームページ
http://www.kantenpp.co.jp

社屋外観写真

 この会社のホームページから経営理念を抜粋させていただきます。利益重視といわれる一般企業にあってこの経営理念は、奇跡です。会社が成り立つわけがない。と普通の人は感じるでしょう。そういう僕もそうでした。

 しかし、利益や恩恵は社会循環として廻っているものという心情のもとで、「ごくあたりまえのことをやっているだけ」とこの社長は語ってくれました。特別だと思ったときから特別になる。自分がやりたい事、正しいと思ったことを普通にしてればそれでいいんですよ・・・と笑いながらに語ってくれたあの瞳の輝きは今でも忘れることができません。

経営理念:社員の幸せのために(伊那食品工業)

今の時代、「 本来あるべき姿 」 を見失った経営者、会社が多すぎるような気がします。 その結果が世界的な景気後退を招いているのではないでしょうか。
 経営にとって 「 本来あるべき姿 」 とは 「 社員が幸せになるような会社をつくり、それを通じて社会に貢献する 」 ことだと思います。 そして売り上げも利益もそれを実現するための手段に過ぎないのです。
 会社を家庭だと考えれば、分かりやすいかと思います。 社員は家族です。 食べ物が少なくなったからといって、家族の誰かを追い出して、残りの者で食べるということはありえません。 会社も同じです。 家族の幸せを願うように、社員の幸せを願う経営が大切なのです。 またそう願う事で、会社経営にどんどん好循環が生まれていくのではないでしょうか。(伊那食品工業経営理念より)



 ホスピタリティこそが、今の会社経営に必要だ!!顧客重視・顧客の目線で仕事をしろ!!と叫ばれて随分と時が経ちました。
 しかし、よく考えると、外面のみをとりつくろっても内面が嘘ものだったら、それはきっとすぐに化けの皮が剥がれてしまいます。ホスピタリティは、まず内部から・・・と唱えられたところが、凄い経営者です。「そこで働く従業員が幸せにならないで、どうして顧客に幸せを与えられようか」
 この経営理念は、会社経営のみならずいろんなことに通じるものがあると感じます。人に幸せを与えることができる人は、まずその与える側が幸せだからできるのです。家庭でも同じです。こどもが心豊かに育つのは、育つ環境が心豊かだからです。
 ある会社や組織があり、その組織に最も密接に関与する人々が、常に幸せを実感しつつ楽しく仕事をしている。そんなプラス方向の「気」は、関連する周囲にもプラスの「気」を与えることができるのでしょう。「幸せと思う心や笑顔は伝染するのよ!!」と誰かがいっているように、誰かが何かがプラスエネルギーを発散することで、世の中は明るく元気になるのでしょう。
 僕もいつも周りを明るく元気にしたいと願っていますが、そういう意味で、この会社の存在は、自分の将来に希望を与えてくれるものでした。自分の目指すところの組織の「あり方」として目標としているところです。

 もう少し、 塚越 寛社長の言葉をお借りして、この会社の紹介をさせていただくこととします。

塚越 寛社長 談より

 会社を強くするものは何か。経営者としてずっと考えてきた。出た答えは「社員のやる気を引き出すこと」。やる気を引き出すことさえできれば会社は強くなる。
 例えば機械はカタログに書いてあるスペック以上の仕事はしない。しかし人間はやる気になったら、やる気のない人の3倍くらいは働く。人間は頭を使うから、自分で工夫して仕事の能率を上げていく。では、具体的には何をすればいいのか。
 考えた末に、ひとつの答えを出した。やる気を引き出すには社員に「これは自分の会社だ」と思わせればいいんだ、と。社員が自分のうち(自宅)のように感じる会社にすればいい、と。たとえ会社ではダメ人間でも、うちに帰れば立派なお父さんだという人はたくさんいる。金を稼いで、家庭を守り、子どもの面倒を見る。家族を守ることに手を抜く人間はいない。それは「家庭は自分のもの」と思っているからだ。

社是が刻まれた石碑「いい会社をつくりましょう」

 会社もその人にとっての家庭にすればいい。これが一般の会社だと、社員持ち株会などをつくって、株を分けたりする。しかし、それくらいのことでは社員は会社を家庭だとは思わない。
こで、まずは情報を共有することにした。当社では幹部だけが知っている数字などない。製品をどれだけ売って、どれだけ儲かったかは社員なら誰でも知っている。また、リストラをやったことはないし、これからもしないつもりだ。
 給料も地元では高いほうだ。社員旅行も、39年も前から1年おきに海外へ出かけている。そして、万が一社員や社員の家族の身に何かが起きたら、私は完全に面倒を見る。
 5年ほど前のことだが、社員の自宅が火事で全焼した。消防署から第一報が入ると、私はすぐ陣頭指揮に立った。「第1班はすぐに駆けつけろ。状況がわかったらオレに知らせるんだ。第2班は炊き出しの用意をして現場へ急行すること。そして、第3班は待機だ」社員は火事の現場に駆けつけてきて、それぞれ着るものや家具をカンパした。会社は被災した社員に建て替え資金を貸し出した。利息は一切取らない。火事に限らず、私は困っている社員がいれば何でも面倒を見る。そして、約束したら絶対に守る。この50年間、それを続けてきた。家族のように思うといっても、私は特定の部下と飲みに行ったりはしないし、社員の結婚式にも極力、出ないようにしている。全員の式に出席することは不可能だからだ。加えて、当社では部下は上司に贈り物をしてはいけないと決めている。逆に上司が部下におごったり、プレゼントするのは大いに結構。どんどんやりなさいと言ってある。
 部下を怒ることもある。しかし、それは仕事の成績が悪いといった理由ではない。そして、自分の感情にまかせて声を荒らげたこともない。叱責するのは怠慢に対してだ。何度も同じミスをしたり、約束を破ったり……。実際、そのような部下は少ないが、そういった場合は机を叩いて怒る。
 私が入社した50年前には、地域にいくつもの寒天製造会社があった。当時の寒天の用途は和菓子の原料。しかし洋菓子の流行などで需要が減り、従来の得意先だけを相手にしていた寒天会社はつぶれてしまったのだ。
 責任者になったのは寒天の売れ行きが減速し始めた頃だった。従業員は十数人で、しかも皆、私より年上。私はとにかく仕事を覚えようと、工場に2カ月間、泊り込んだ。しかし、いくら熱心な態度を見せても社員たちの態度は変わらない。ただ、私には社員たちの心の痛みに共感する気持ちがあった。
 画家だった親父が終戦の年に病気で亡くなり、母が子ども5人を抱えて働いた。貧乏暮らしだったことに加えて、私は17歳で結核にかかり3年間病院で寝ていた。逆境にいたから人の痛みはよくわかる。だから社員たちの態度がすぐに変わらなくても、自分が相手に対して愛情を示し続けていればいいと思っていた。
 会社として形になってきたのは責任者になって20年も経った頃。うちはほんの少しずつ成長して、今のような形になった。

かんぱぱ商品類

 私が大事にしていることは3つある。それは「時間軸」、「公」、「利他」ということ。

 まず「時間軸」だ。私は常に会社の永続を目指すと社員に話している。会社が長く続くために急成長は必要ない。屋久杉の年輪をご覧になったことがあるだろうか。年輪はものすごく細かい。屋久杉は低成長だからこそ、6000年も生きていられる。会社も同じ。1年の成長が少ないほど長生きできる。
 会社の成長というと世間一般では売上高が増えることと考えている。しかし、わが社の定義は違う。仮に売上高が同じでも、適正な利益があり、その利益を正しく使って外部の人も社員も「自分は成長した」と実感できれば、それが「成長」だ。きざな言い方だが、社員全体の幸福度の総和が大きくなっていくことが当社の成長なのだ。

 社員に対してこう言ったことがある。
「おい、うちもルイ・ヴィトンみたいなブランドになろうよ」。皆けげんな顔していた。「そんなの無理ですよ」って。私はふたたび問いかけた。「どうして無理なの。何も明日やあさってにヴィトンになるって話じゃない。オレが死んだ後の社長でもいいし、その次の社長でもいい。50年、100年かければできないことはない」
 時間をかけることに対して人は鈍感だ。目標を達成するには時間軸を長くとって、自分の未来に自信を持てばいい。そうすればたいていのことは実現できる。ただし、目標の達成は未来のことでいいけれど、着手は今すぐでなくてはならない。

 次に大切なのは「公」を意識すること。うちには「仕入れ先を大切にする」「町づくりをしっかりやる」といった決めごとが10カ条あるが、その精神は、公を意識しながら会社を運営していくことの大切さだ。公を意識することは、すなわち自分自身の行動を客観的に眺めることにつながる。経営者や上司が公の意識を持ち、大きな視点で行動していれば、おのずと社員たちとのつきあい方にも節度が出てくる。

 最後に、「利他」についてだ。人間関係をよくするために何をするかと問われたら、答えはひとつしかない。それは利他ということ。自分だけの利益を追求するのでなく、他人も一緒に幸せになろうということ。私にとって利他の対象はまずは社員だ。むろん、人生にはつらいときや苦しいときがある。でも、そんなときは「自分は小説の主人公なんだ」と思い込めばいい。そして、「小説のなかで今はつらい時期だ。しかし、この小説(人生)は必ずハッピーエンドで終わる」と考えれば、乗り切ることができる。

 結局、ビジネスマンにとって必要なのは自分なりの「軸」を持つことだ。いくら本を読んだり、勉強会に出たりしても、自分自身の軸が確立していなければ他人の意見やトレンドに流されてしまう。「年功序列を守る」「リストラはしない」といった決めごとは会社としての軸を持っていなければ実行できなかった。(日経プレジデントより)

 ううう~んん、今読み返しても新たな発見がある 塚越社長の想いです。いつかは夢がかなう。絶対最後まであきらめないという想いがあったからこそ、今の状態があるのだとつくづく考えさせられます。20年でやっと会社の雰囲気が変化してきた・・・とは、いやはや恐れ入ります。会社は低成長の方が、将来的にはいいんだ!!・・発送の転換というか、気持ちの持ちようなんでしょうが、「プラス思考」の典型のような社長です。前のみを見て歩き続ければ、必ずいつかはゴールにたどり着く。たどり着かないのは、歩くのをやめたときなのです。。。。

奇跡の会社をめざして

 自分が変われば組織もいつかきっと変わります。それを信じられるかどうかが大切です。そして、それをもっとも効率良くしようとするならば、その秘訣は、「自らのコミュニケーション能力を検証して、最後まで諦めないこと」です。相手を変えようと思っているうちはダメです。
 自分が変わり、自分の許容範囲を拡げることでいままで見えなかったものが見えるようになるのです。いままで受け入れられなかったものが受け入れられるように変化するのです。
 そして、相手とのコミュニケーション能力の基本は、聴く力を高めることです。しっかり聴くことで、相手への理解が深まるばかりでなく、じつは自分の思いも正確に伝わるのです。
 真剣に相手のいうことを聴く、相手のことを理解しようとしながら聴くことは、一方的に話すよりも何倍もエネルギーを消費します。大変に疲れることです。だからこそ、価値があるのです。
意見が異なるからこそ、お互いに話し合う必要があるという発想をもつべきです。

 「○○は分かっていない」と、人にも部下に対してもこう嘆いている人は、その前に、自らのコミュニケーション能力を点検する必要があるかもしれません。自分の考えを理解してもらおうと必死になっている時、そんな時は、ひょっとすると、相手のことを充分に理解していないのかもしれません。

 『自分が変われば組織も人も変わる』コミュニケーション能力に必要なものとして、相手を充分に理解するために「聴く」ことが重要なのです。前提は、「相手を理解するため」 です。
 組織を変えるために、リーダーとして、まず自分から変わらなければいけないところは、「聴く」という態度です。
 お互いが理解しあい、質の高い対話を行うことで、組織の雰囲気を変え、生き生きとした活力のある組織を作ることができるのです。

 聴くことが訓練できたら、つぎは、組織全体で質の高い対話を行うことです。何よりもコミュニケーションをうまくとることが、やる気につながるのです。他人をどこまで思いやれるかという範囲を図に描いてみてください。その範囲が、そのまま人間の大きさをあらわしているのではないでしょうか。だから、自分のことしか考えられないような人は、自分を描いて、それでおしまいです。聴くということにより、相手のことを考えられるようになります。そして自分の許容範囲が拡がっていきます。そうなった組織は、これはもう強い組織です。現場力がついた本当の状態です。やる気も自然とでてくるのだと思います。

 そして、部下にも上司にも感謝の気持ちは、常に忘れないことです。人はひとりでは生きていけません。相手があっての自分です。そして、お互い様の気持ちをあたりまえのようにもち、してもらったことには感謝し、自分が上司の立場である場合には、ほめることです。ほめすぎるくらいでいいと考えています。人を育てることの基本は、上から目線での教えや叱責することでなくほめることです。
 ただ、ほめるのは難しいことです。ましてや、ほめすぎるというのはなかなかできることではありません。だから、ほめすぎることなどないのです。
 部下によい仕事をさせて成長してもらおうと思うなら、人を責めるのではなく、仕事を責めることです。そして、普段から信頼関係を高めるように努力することです。
 いざやってみると難しいです。しかしこの原則を知っているのと知らないのでは、後々の状態が大きく違います。感謝されるのもするのも、ほめるのもほめられるのも「お互いさま」の気持ちで余裕をもってやってみることです。そうすればいつか必ず変わります。まずは、自分からです。
 「絶対ぜったいあきらめない!!」「やればできる必ずできる」

伊那食品工業が紹介されました

ここで紹介した伊那食品工業が紹介されている書籍は
「日本で一番大切にしたい会社」として紹介されました。
そして、いよいよ電子書籍としてリリースされました!!
売れに売れて50万部突破だそうです。
やっぱりね・・・って感じです。ここで紹介しますね。

画像の説明
http://www.pubooks.jp/click.php?aid=5862&iid=366


日本でいちばん大切にしたい会社


実際の書籍ではすでに50万部を突破している
超ベストセラーです!

僕も、もちろん読みましたが、
非常に心打たれました!

自分と会社がかかわる時間ってホント長いですよね
だからこそ、『会社』は本当に”人としての喜び”を与えられる
仕事を社会に提供しなければならないし、
社員も、”本当のやりがい”といった喜びを会社に対しては
常に求めています。

シンプルに言えば、人である以上
『人に喜ばれる仕事』を純粋に行いたいはずです。

そして、自分自身も心から仕事に誇りを持ちたいと
思っています。

この書籍では、本来の会社のめざすべきスタンスを
実際の会社をもとに紹介しています。
この書籍は、経営者にはもちろんですが、その反響は
普通の社員という立場にある方からの方が大きいとの事です。

大事なものを見失っている会社が、実際はとても多い気がします。
使命感を失って『売り上げ確保』だけに会社自体がフォーカスをあてると、もう、純粋なやりがいには繋がらないでしょう。

どんなに苦しい時でも、本当に大切にしなければならないものは、
『売り上げ』や『株主へのメンツ』ではないからです。

じゃあ、
『どんな時でも本当に大事にしなければならないものは何なのか?』
この書籍では、それを教えてくれます。

そして、経営者、社員一丸となってソレを守ろうとしている
姿にとても心を打たれます。

もし、あなたが今の日常に、何の感情も抱かずに
ただ惰性になっていたら(なかば、あきらめ)、
この書籍はあなたに新しい気付きを与えてくれると思います。

是非、興味がある方はご覧になってみてください!
さらなる詳細はこちらです▼(^-^)


日本でいちばん大切にしたい会社


画像の説明
http://www.pubooks.jp/click.php?aid=5862&iid=366
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Amazonだと1,470円で販売されてます

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